ヒストン
染色体はDNAがヒストンをまく形で存在します。一つのヒストンで146bp のDNAがまきつきヌクレオソームを形成します。ヌクレオプラスミン nucleoplasmin などヒストン・シャペロンが媒介します。
ヒストンはコアヒストン、リンカーヒストンがあり、コアヒストンはアルギニンを多く持つ H3-H4 およびリシンを多く持つ H2A-H2B で構成される八量体です。
リンカーヒストン(H1)はヌクレオソームをつなぐDNAを支える機能を持ちます。
ヒストンは化学修飾で機能を変えます。
- アセチル化 acetylation
- 遺伝子発現の促進、抑制
- リン酸化 phosphorylation
- condensation of DNA
- メチル化 methylation
- 転写の活性化・不活性化
- ADPリボシル化 ADP-ribosylation
- DNA repair
- ユビキチン化 ubiquitination